
就活って自己分析が大事だってみんな言うけどそんなに大事なの?



自己分析は就活において大事だにゃ〜
自己分析をやる意味をしっかりと理解して行うことが大切だにゃ〜
就活でよく重要だと言われる自己分析。
言葉自体は知っていても、
「そもそも自己分析って何?」
「自己分析って何のために行うのだろう…?」
「自己分析ってどうすればいいの…?」
と頭を抱えて入る方もい多いと感じます!
本記事では、自己分析とは何か、そもそも就活において自己分析が必要だと言われる理由、さらに具体的な方法まで徹底的に解説していきます!
この記事を読んで就活に活きる自己分析を進めていきましょう!
自己分析とは
自己分析とは、自分がどういう人間かを知るために、今までの経験を振り返ってその時何を感じて決断してきたのか、または何を思って努力してきたのかなどさまざまな視点から振り返ることです。
これまでの自分の経験や選択を振り返ることで、自分が重要視していることや好き嫌いなど自分の性質が理解することができます。



いやいや、自分のことなんてわざわざ分析しなくたってわかっているよ〜



案外自分のこともわかっていない場合が多いにゃ〜
また、就活における自己分析の必要性は他にあるにゃ〜
みなさん、自分についてはよくわかっていると感じて自己分析を怠る人が多いですが、就活においての自己分析の目的はただ自分のことを理解することではありません。
次に就活における自己分析の必要性についてみていきましょう!
就活における自己分析の目的
では、なぜ就活において何のために自己分析を行うのか。
就活で自己分析を行う目的を理解しておくことで、意味のある自己分析を行えるのでしっかりと理解しておきましょう。
就活において自己分析を行う目的
①企業を選ぶ際の軸をはっきりとさせるため(入社後のミスマッチ防ぎ)
②自分の強みや弱みを知るため
③エントリーシートや面接に活かすため
①企業を選ぶ際の軸をはっきりとさせるため
社会人になってどのような仕事をしたいのか、もしくは自分にあっているのかということが明確になっていない人は多いのではないでしょうか。
自分の興味の持てる仕事や自分にあった仕事を探すためにも自己分析は役に立ちます。
自分の今までの経験を振り返ることで、自分がモチベーション高く取り組めていたのはどのような時だったのか、さらにどのような時に喜びを感じていたのか、ということを知ることができれば企業を選ぶ際の基準を明確にすることができます。
また自己分析を行うことで、自分の性格もよくわかってきます。「人と関わることが好き」や「1つのことに集中して作業することが好き」など自分の性格がわかってくると、それをもとに自分にあった企業や業界、仕事を選んでいくことができます。
このように、自分のことをよく知った上で企業を選んで就活を進めていくことで自分にあった企業を見つけることができ、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。
②自分の強みや弱みを知るため
自己分析を行うことで、「チーム一丸となって一つの目標に向かって取り組むことが得意」であったりだとか、逆に「個人で頑張る方が向いている」であったりだとか、自分の得意とすることや苦手なことなどを改めて知ることができます。
こういった自分の強みや弱みを知ることで、自分の強みを活かすことができる職種を考えることができ、自分にあった仕事を見つけることができます。
③エントリーシートや面接に活かすため
エントリーシートや面接で、よく「自分の強み・弱み」や「自分の大切にしている価値観は何か」、「モチベーションが高いときはどんな時か」など自分自身についてのことを聞かれることが非常に多いです。
このような質問を企業が聞く意図としては、自分の企業にあった人材かどうか、または仕事をしていく中で力を発揮できるのかどうかを判断したいからです。
あらかじめ、過去の自分の経験や自分の性格について明確に整理して言語化しておくことで、このような質問に答えられるようになります。
さまざまな観点から自己分析を行うことで、面接で聞かれる質問にも対応できるようになってくるのでしっかりと自己分析は行いましょう!
自己分析の方法6選



自己分析の重要さはわかったけど、具体的に自己分析って何すればいいの?



自己分析の方法はたくさんあるにゃ〜
ここではいくつか紹介するから自分にあった方法でやってみるといいにゃ〜
①自分史
一番取り組みやすい方法として、「自分史」というものがあります。
自分史とは、今までの自分の経験を振り返り、その経験を歴史の教科書でよくみた年表のように表にまとめることです。


主に上記のような表を使って行うのが効果的ですが、下記のような手順で行うとやりやすいです!
①小学生の頃から思い出せる範囲で印象に残っている出来事を書き出す。
②その出来事が起こった時に自分がどう感じていたかを書き出す。
③その経験から自分が学んだことを書き出す。
出来事を思い出してその時何を感じていたかを書き出すことで、自分がどういった時にやりがいを感じて取り組めていたのか、どういった環境の方が自分にはあっているのかなど、様々なことを知ることができます。
さらに、その経験から学んだことを書き出すことでエントリーシートなどにも活かしていくことができます。
② モチベーショングラフ
自己分析の方法の一つとして、モチベーショングラフの作成もいいでしょう!
モチベーショングラフとは、これまでの人生の中でのモチベーションの変化をグラフにしたものです。


目に見えてモチベーションの上下をグラフ化することで、自分がモチベーション高く取り組めている時はどんな時だったのか、逆にモチベーションが低下した時はどのような時だったのかということを知ることができます。
このモチベーショングラフをもとに、よりモチベーションが高く頑張れていた時の環境や取り組み方などを深掘りすることで、企業を選ぶ条件を探すことにも繋がります。
また、モチベーションが高くなっていた時にどういう状況であったかを深掘りすることで自分の強みを見つけることができますし、逆にモチベーションが低くなってしまっている時の状況を深掘りすることで自分の弱みを見つけることもできます。
③マインドマップ
先に見た自分史やモチベーショングラフよりも取り組みやすいものでマインドマップという方法もあります。


自分についてのテーマを設定し、そのテーマに関するワードをどんどん書き出していく方法です。
テーマとしては、以下のようなものがいいでしょう!
・趣味
・部活・サークル
・アルバイト
・大学の専攻
・将来の夢
これらのテーマから派生したキーワードを思いつくだけ書き出し、各キーワードに関して「なぜ?」と問いかけて深掘りしていきましょう。
マインドマップは、一つのエピソードに関して深く理解することができるので、エントリーシートにすぐに活かすことができるでしょう!
④自分に関する質問に答えていく
自分史やマインドマップに取り組むだけでは、「嬉しかったこと」や「頑張ったこと」などしか思い浮かばない方も多いのではないでしょうか?
こんなときは自分に関する質問に答えていくことで、様々な視点から自分に関して知ることができます。
以下のサイトでは、自分についてより知ることができる質問がたくさん載っているので、ぜひ回答を考えながら多角的に自己分析を行ってみてください!


⑤他己分析
自分で自己分析ばかりしていると、本来の自分とはかけ離れた理想の自分を作り出してしまっている可能性もあります。
自分で行った自己分析の答え合わせとしても家族や友人など、自分のことをよく知っている人に客観的な意見をもらうことも良いでしょう。自分では気づけていない部分も新しく発見することができるかもしれません。
他己分析の方法としては以下のような質問をできるだけ多くの人に聞いてみるのがいいです。
人によって感じることは様々ですので、多くの人に質問してみて自分に対するイメージとして共通する部分を探し出してみましょう。
他己分析のための質問例
・自分の長所・短所は?
・第一印象はどうだった?
・改善した方がいいと思う部分は?
・伸ばした方がいいと思う部分は?
・自分を他の人に紹介するとすればどんな人だと紹介する?
・どんな仕事が向いていそうか?
⑥自己分析本を活用する
書店に行くとたくさんの自己分析本が並んでいます。
しっかりと丁寧に時間をかけて自己分析を行いたいという方は、自己分析本を使って自己分析のやり方を知るのもおすすめです。
本によってはワーク形式になっていて実際に手を動かしながら自己分析ができるものや、講義形式のものなど様々あるので、自分に合った本を見つけて活用するのがおすすめです。
おすすめの自己分析本
①絶対内定2025
まだまだ自分のことがわからない、やりたい仕事が見つからないという人は多いのではないでしょうか?
94の自己分析のためのワークシートがあり、それに取り組むことでやりたい仕事や自分の強み、いきたい企業を見つけるためのヒントを得ることができます!
内容はかなりボリュームがありますが、丁寧に自己分析を行いたい方にはうってつけの自己分析本です。
②メモの魔力
一見就活には関係なさそうな本ですが、自己分析のための質問が1000個も用意されているため自分の中に眠っている価値観を掘り起こすことができます。
また、この本を読むことで自分の価値観を言語化することにも役立てることができ、ESや面接にも活かることができます。
③さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0
仕事に活かすことができる自分の強みとは何なのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか?
この本では、自分が仕事をしていく中で武器になり得る自分の強みは何なのか、さらにその強みはどのような分野で活かせることができるのか、ということを説明してくれていますので、自分の強みを理解した上での業界・企業選びにも役立つ1冊です。
自分の強みがわかるウェブテスト付きなので、明確に自分の強みを知ることもできます!
自己分析を行う上での注意点



自己分析を行う際には以下のことを気をつけるにゃ〜
①嘘はつかない
②特定の企業や業界の求める人物像に寄せすぎない
③自分の思い込みで決めつけない
①自分を偽らない
自分の嫌な面には目を向けることは案外難しく、自分の本来の部分に目を向けずに自分の理想を語ってしまうことは多いのではないでしょうか?
しかし、偽りの理想の自分ばかりで飾り立てて就活を進めてしまうと、入社後のミスマッチに繋がってしまいます。
自己分析の際は理想の自分を語るのではなく、本来の自分に目を向けて進めるようにしましょう!
②特定の企業や業界の求める人物像に寄せすぎない
すでに行きたい企業や業界が定まっている人は、志望業界や志望企業に求められる人物像に寄せた自己分析を行ってしまうことがあります。
企業に受かるためには企業が求める人物像を理解することも大切ですが、最初の自己分析の時点で志望業界や企業に合わせた自己分析を行ってしまうと偽りの自分を作り上げることになり、本当に自分にあった企業や職種を探すことが難しくなってしまいます。
最初は、志望業界や志望企業のことは考えずに自分の価値観を炙り出すようにしましょう。
③自分の思い込みで決めつけない
ある程度今までのことを振り返ると、自分の強みは何かわかっている方も多いかと思います。
しかし、その強みは本当に自分の強みと言えるのでしょうか。
1つのエピソードだけで自分の強みを決めつけてしまうと、実はそれは強みではなかったとなることが多いです。
過去の他の場面でもその強みは発揮できていたのかなど、様々な視点から考えてみることで本当の強みを見つけることができます!
自己分析まとめ
ここまで自己分析の様々な方法をみてきました。
自己分析は、自分に合った方法で行うことが1番の近道ですので、ここで紹介した方法の中で一番取り組みやすいもので取り組んでみてください!
そして、本当の自分の価値観を知った上で自分にあった企業を選んでいけるようにしましょう!