
周りの友達は就活始めたって言ってた・・・
実際25卒の就活ってどんな流れになっているんだろう?



就活で大まかなスケジュールを把握することは大切だにゃ〜
最近、友達との会話の中で「就活」や「インターン」といったワードが飛び交うことが多くなってきた頃ではないでしょうか?
とはいえ、まだ「就活」って何から始めたらいいんだろう、、と思っている方も多いと思います。
そこで本記事では、就活の第一歩となる25卒の就活スケジュールについてしっかりと解説していきます!
25卒の採用スケジュールを把握しておこう!
まず就職活動を行なっていく上で大切なのは、企業の採用活動のスケジュールを把握しておくことです!



どうして企業の採用スケジュールを把握しておくことが大切なの?



採用活動を行う企業の動きを知ることで具体的に行うべきことが見えてくるからだにゃ〜


これを見ると、企業の活動はもうすでに始まっていることがわかります。
具体的な流れをまとめると以下のようになります。
2023年6月〜9月 夏期インターンシップの開催
夏期インターンシップが続々と開催されます。
そもそもインターンシップとは、企業での実際の仕事内容を理解するために一定期間終業体験を行うことですが、企業によっては就業体験は行わず、企業説明会や座談会のみの内容となっているインターンもあります。
選考が必要なものもあれば、選考なしで先着順で決まる、という企業もあったりします。
夏休み期間で時間も取りやすいかと思うので、興味がある業界、企業のものからどんどん参加してみて様々な業界・企業を見てみましょう!
以下のページでは、今年から変更となったインターンの種類や方針について詳しく書かれているので、一度読んでみることをおすすめします!


2023年6月〜 企業説明会の開催
実は6月ごろから企業の説明会も続々と開催されています。
主に企業説明会は、複数の企業が集まって一緒に開催される合同企業説明会と、一つの企業が単体で開催する単独企業説明会の2種類あります。
そもそも前提条件として企業説明会に参加しないと選考には進めない企業がほとんどなので、企業説明会はできるかぎり参加するようにしましょう!
合同説明会は複数の企業と一度に出会えるため、選択肢の幅を広げるためにも参加することが重要です!
また、単独の企業説明会は合同企業説明会よりも企業の詳細を知ることができるため、より詳しい企業研究になります!
多くの企業説明会に参加し、自分の選択肢を広げていきましょう!
2023年10月〜2月 秋冬インターンシップの開催
この時期になると、秋冬のインターンが開催されます。



夏期インターンもあったけど、何か違いはあるの?



実は夏期インターンよりも選考直結型のものが増えるにゃ〜
秋冬インターンにおいて企業側は、3月から開始する本選考に向けていい学生と出会うためにインターンを実施するため、夏インターンよりも本選考に直結する可能性が高いです。
選考に進みたい企業が出てきた場合には、しっかりと秋冬インターンの開催があるのかどうか調べておくことが大切です。
また、夏期インターンで参加できなかった企業のことを詳しく知ることができる最後のチャンスにもなるので、秋冬にもインターンがあることは頭に入れておきましょう!
2023年10月〜 テレビ業界・外資系企業・ベンチャー企業・中小企業のエントリー開始
この時期になってくると、いわゆる早期選考と言われるものが始まってきます。
近年就職活動における早期化が激しくなっており、早期選考を行う企業がここ数年で急激に増えています。
ここでは特に10月頃から早期選考を始める傾向のある業界について説明していきます!
テレビ業界
テレビ業界の採用活動は、大学3年生の秋から本選考がスタートします。
職種に関係なくこの時期から選考が始まるので、早めの対策が必要不可欠です。
さらにテレビ業界は特にインターンが重要です!
インターンでいいイメージを残すことができれば、そのまま選考に進ことができる企業もあるので、テレビ業界に興味がある人はインターン情報も欠かさずチェックしておきましょう!
外資系企業



そもそも外資系企業って何?



日本進出している海外の企業だにゃ〜
外資系企業も大学3年生の秋頃から採用活動を開始します。
企業によっては、より早い段階から選考を初めている企業や通年採用(年間通しての採用活動)を行っている企業も存在するので、外資系企業の選考を考えている方は随時情報をチェックするようにしましょう!
ベンチャー企業・中小企業
ベンチャー企業や中小企業も大学3年生の秋頃から採用活動を行う企業が多いです。
また、企業によっては夏のインターンがそのまま選考につながるところもあり、夏インターン終了後に面接が始まり、年内には内定が出る企業もあります。
ベンチャー企業や中小企業は企業ごとに採用の時期が異なるため、随時企業のHPの情報はチェックしておきましょう!
2024年3月〜経団連所属企業のエントリー開始



経団連?また難しい単語が出てきた…



経団連は多くの大手企業が所属している団体だにゃ〜
経団連には多くのいわゆる大手企業と言われる企業が所属しています。
3月になると経団連に所属している約1500社は一斉に採用人数や選考フローなどの採用情報を解禁し、選考を開始していきます。
とはいえ、最近の傾向として、優秀な学生を採用したいと考えて早期選考を実施している大手企業も多いので、いきたい企業が経団連に所属している場合でも早期選考を行っているかどうかチェックしておくことをオススメします!
25卒就活生の時期別やるべきこと
企業側の採用スケジュールが分かったところで、実際25卒就活生がどう動いていくのがいいかを整理しておきましょう!
この記事を見てからすぐ行うべきこと!
自己分析



自己分析ってよく聞くけど、どうしてやらないといけないの?



自分のことを知ることで自分に合った業界や企業を選ぶことに繋がるだけでなく、選考の対策にもなるだにゃ〜
就活で一番大切と言っても過言ではない「自己分析」は、自分の今までの経験を掘り返し、自分がどういう人間かということを把握していく作業です。
今までの自分の行動やその時感じていたことを振り返ることで、「どういうときにやりがいや喜びを感じていたのか」であったり、「どのような環境が自分に合っているのか」などがわかり、自分に合う企業を判断する基準を集めることができます。
また、実際の選考でも自分の過去について聞かれることが多いので、その時のエピソード作りのためにも自己分析が役に立ちます!



でも自己分析って具体的に何すればいいの?



方法は色々あるだにゃ〜
やりやすいと思うものから取り組んでみるだにゃ〜
自分史
自分史とは、自分のこれまで経験してきた出来事を時系列にまとめたものです。
自分のこれまでの経験を一覧化してまとめておくことで、エントリーシートでアピールするエピソードを洗い出しやすくなります。
この早い段階に一度自分史を作成しておきましょう!
モチベーショングラフ
モチベーショングラフとは、今までの自分の人生を振り返っていつ自分のモチベーションが上がっていたのかということを整理したグラフです。
さらに、モチベーショングラフは書いて終わりではなく、各出来事について「なぜモチベーションが上がっているのか」、「どんな環境であったのか」などを深ぼりすることが重要です。
そうすることで、潜在的に自分が大切にしている価値観を知ることができます。
このようにして自分の価値観を知っておくことで、今後就職活動において様々な業界や企業を見ていく中で自分にあった仕事を選ぶ際に特に役立ちます!
ぜひやってみましょう!
周りの人に相談してみる
ここまで自分自身と向き合う方法を見てきましたが、他者から自分がどう見えているのかを知ってみることも自分自身について知る上でとても重要です!
実際に、面接においても「周りの人からどんな人だと言われますか?」など、他者からどのように写っているのかを聞かれることがあります。
自分が他者からどのような人だと思われていることを知り、自己分析との照らし合わせを行ってみましょう!
業界研究
世の中には、たくさんの業界が存在しています。
その中で自分にあった業界で働くために業界研究を行います。



でもどんな業界や企業があるのかわからないよ…



まずは、業界研究セミナーや合同企業説明会に参加してみたり、就活情報サイトなどを使って興味のある業界を探してみるのが有効にゃ〜
特に興味がある業界がない場合、そもそもどこの業界研究を行えばいいのかわからないと思います。
そんな時は、業界研究セミナーなどに参加してみて、各業界がどのようなビジネスを行っているのか、実際にどんな仕事をしているのかを知ってみて、まずは自分の興味がある業界というのを見つけ出しましょう!
また、合同企業説明会も様々な業界の企業が集まっているので、一度にたくさんの業界についての知識を得られますので、ぜひ参加してみましょう!



興味のある業界が出てきたら各業界の動向や業界内の企業ごとの相関について知ってみるだにゃ〜
各業界が今後どのような動きがあるのかや、業界内での各企業の立ち位置などを知るには、業界地図が便利です!
興味がある業界については業界地図で実際に調べてみましょう!
WEBテスト対策
WEBテストは、選考の中で導入されている企業が多いです。
WEBテストの対策不足で選考に進めない…なんてこともよくある話です。
面接にきちんと進めるように、しっかりと時間をかけてWEBテストの対策を行っておく必要があります。



でもWEBテストもたくさん種類があるって聞いたんだけど…



そうだにゃ〜
全部対策するのは大変だからまずはSPIの対策をするだにゃ〜
WEBテストに関しては、SPIや玉手箱、CAB、GABなど様々な種類がありますが、一度に全てを対策していくのは大変なので、まずはSPIを対策することをお勧めします!
なぜSPIを対策しておくのかというと、多くの企業はWEBテストでSPIを導入しているからです。
SPIは数学的な問題の「非言語」と国語的な問題の「言語」があります。
最初は、どんな問題なのかを確認し、実際に解いてみて自分の苦手分野を炙り出しましょう。
その上で、重点的に苦手分野を勉強していくようにすると、だんだんと解ける状態になってきます。
頑張って、得意分野を増やしていきましょう!
企業説明会・インターンに参加する
自己分析を通して自分の興味がある業界や企業がわかってきたら、実際に企業説明会や、インターンに参加してみましょう!
企業説明会は、実際その企業がどういったビジネスを行なっているのか、どういった仕事内容なのか知ることができます。
企業説明会の開催情報を得るためには、企業の採用HPで確認するか、就活メディアを活用するのがいいでしょう!
2023年8月〜 OB・OG訪問に行ってみる
興味がある企業が出てきたら、実際にOB・OG訪問をやってみましょう!
OB・OG訪問は、その企業で実際に働いている自分の大学の卒業生を訪問することを言います。



OB・OG訪問って何かメリットがあるの?



その企業や業界についての理解が深まるだけでなく、選考を突破していくために必要なことなども知ることができるにゃ〜
企業説明会でも大まかな仕事内容や携わる業界について知ることができますが、現場で働いている人に直接話を聞くことで実際の働き方ややりがいなどを知ることができ、働くイメージを捉えやすくなります。
また、OB・OG訪問ではその企業の選考を突破してきた方と話すことができるので、選考でどういう点が重要視されているのか、どういう面接官が面接を行うのかなど選考突破のためのヒントを得ることができます!



OB・OG訪問の方法は色々あるだにゃ〜
実際に働いている人とつながる方法として、大学のキャリアセンターを使う、OB・OG訪問専用のアプリを使う、大学のゼミや部活の先輩にお願いするなど様々です。自分のできそうな方法で探してみましょう!
2023年8月〜 エントリーシートを作成してみる
企業の選考フローには、書類選考と呼ばれるフローが含まれていることが多いです。
書類選考では、各大学指定の履歴書を指定している企業や、企業独自に設問が設定できるエントリーシートというものの提出を義務付けている企業など様々です。
企業によって指定の書類は異なるので、選考フローを確認する際には書類選考があるのかということと、どの形式の書類の提出が必要かを確認しておくようにしましょう!



でもまだ受ける企業が決まっていなかったら書かなくてもいいよね…



それは違うにゃ〜
いきなりエントリーシートを書くのは難しいにゃ〜
余裕持って作成できるように事前に準備しておく必要があるにゃ〜
Open ES
Open ESとはリクルートが運営するリクナビが提供しているもので、一度作成しておくと登録しているOpen ESを書類選考においてリクナビに提携している複数の企業に提出することができます。
また、Open ESにおいて必須の質問は、多くの企業独自のエントリーシートでもよく聞かれる質問が多いです。
☆Open ESで必須の質問項目
・保有資格
・趣味、特技について
・学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
・自己PR
・学生時代に最も打ち込んだこと
早い段階で一度Open ESは作成しておきましょう!
2023年8月〜 面接対策
早期選考での面接に向けて面接の対策も行っておくようにしましょう!
今まで行ってきた自己分析やエントリーシートの作成、業界・企業研究の集大成ですが、本番で実力を出すために面接も抜かりなく行っておきましょう!



面接に向けて他に何やっておけばいいの?



面接について知ることと模擬面接をしてみるといいにゃ〜
面接について知る
面接には、暗黙のルールのようなマナーや流れのようなものがあります。
これらを知らないまま面接に挑んでしまうと自分の実力を出しきれずに終わってしまう…なんていうことも考えられます。
そのため、しっかりと面接に関する知識を入れて、面接本番でも自分の実力を出せるようにしておきましょう!
面接に関するマナーや知識を入れるためには、面接対策の本を読んでおくとバッチリです!
25卒の就活スケジュールまとめ
ここまで25卒の採用スケジュールと、それに合わせた就活生のスケジュールについてまとめてきました。
就活という戦いは長いので、いつ何をすべきかということが見失いがちになりますが、その度に現在の就活の動きを把握し、何をすべきかということを考えながら頑張っていきましょう!